最終更新日 2011/4/1
個人情報を守る為に必要なこと
個人情報を悪用されないように守る為には、当然個人情報を預かる事業者や団体で適切な安全管理を実施していく必要があります。しかしながら、昨今の個人情報漏洩事故は事業者側からの漏洩に留まらず、サービス利用者自身のパソコンから知らぬ間に個人を識別するための情報(IDやパスワード)が抜き取られ、本人になりすまし個人情報が搾取されてしまうケースや、利用者自身が騙されてクレジットカード情報などを不正に搾取されてしまうケースなどが後を絶ちません。こうなると、いくら事業者側で安全管理を徹底していたとしても守りようがありません。「覆水盆に返らず」ということわざの通り、個人情報は一度悪意を持った第三者に渡ってしまうと、取り戻すことは出来ず、それどころか忽ち個人情報が転売されたりネットに公開されるなどして拡散してしまいます。サービス提供事業者に楯突いたとしても情報は戻りません。個人情報を利用して様々なサービスが受けられる昨今、個人情報を守らなければならないのはサービスを提供する事業者や団体側だけではなく、個人情報を預ける個人自らが守っていくとい意識を持たなければなりません。